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【活用事例vol.3】地域と旅人を結ぶ、広川サービスエリアの挑戦/サービスエリア|風月フーズ株式会社(福岡県広川町)

『ふるさとズ』を導入したものの、効果的な活用法や、お客さまへの案内の仕方がわからない…そんなお悩みはありませんか?
本企画では『ふるさとズ』を積極的に活用されている事業者さまの声をご紹介!導入後のメリットや、具体的な活用法についてお話を伺います。

【活用事例vol.3】地域と旅人を結ぶ、広川サービスエリアの挑戦/風月フーズ株式会社(福岡県広川町)

風月フーズ株式会社

レストラン運営や洋菓子・パンの製造販売を手掛けるほか、福岡空港や那覇空港、高速道路のサービスエリア(SA)への店舗展開など、九州を拠点に幅広いフードサービスを手掛ける総合企業です。
昭和 48 年に九州自動車道広川SA(下り線)で営業を開始し、福岡県の銘菓をはじめ、広川町のフルーツや久留米絣、八女茶などの特産品も多数取り扱っています。


Q.店舗を利用するお客さまは、どのような方が多いですか?

 平日は、九州圏内を仕事で移動される方や、旅行中の方が休憩所としてご利用されるケースが多いです。一方、土日祝日には、ご家族連れの方々やスポーツ大会、観光ツアーでお越しになる団体のお客さまも多く、幅広い層の方にご利用いただいております。


Q.『ふるさとズ』を導入したきっかけを教えてください。

 私たちの会社では、“地域振興” を経営理念の一つに掲げています。そこで、広川町(福岡県八女郡)の魅力を、サービスエリア(SA)を拠点として広げていけたらと思い『ふるさとズ』を導入しました。

とくに魅力を感じたのは、お客さまがその場で寄附を行い、返礼品をその場で受け取れる仕組みです。 地元のさまざまな商材を扱うSAとして、こうした直接的な体験を提供できるのはとても価値があると感じました。さらに、SA 全体の売上向上にも期待しています。これは地元の事業者さまの売上向上にもつながります。ふるさと納税という制度を活用することで、商品を卸してくださっている事業者さまを後押しできたら幸いです。

 また、売上の面だけでなく、ふるさと納税を通じて事業者さまが地域貢献に参加できるという点にも意義を感じています。SAの特性を活かし、地域全体にとってプラスになる形で進めていければと願っています。


Q.受付開始までに苦労した点や、工夫した点はありますか?

 電子チケットの割引対象商品を広川町(自治体)さまと協議し、精査する過程に少し時間がかかりました。ただ、制度をしっかり理解した上で運用するために、慎重に進める必要がありました。

また、SA の物販コーナーでは、対象商品が一目でわかるよう目印となるポップを設置し、多様な商品が並ぶ店内でも迷わない工夫を行いました。現場スタッフと力を合わせ、一 丸となって受付開始の準備を進められたと思います。

オンラインショップ 店内に設置しているチラシ

POP写真 一目でわかるように作成したオリジナルポップ


Q.導入時やお客さまへのご案内時に困ったことはありましたか?

 導入当初、私を含め SA スタッフの多くがふるさと納税に関する経験がなく、「お客さまにきちんとご案内できるだろうか」と不安に感じていました。
しかし、事前にスタッフを集めての講習会を実施していただいたことで、制度や対応方法についてしっかりと理解を深めることができました。そのおかげで、スムーズにお客さまをご案内できる体制を整えられたと思います。


Q.ふるさとズ』を導入以降、 どのような変化を感じていますか?

 オープニングセレモニーには多くのメディアの方々にお越しいただき、放送をご覧になったお客さまが実際に来店してくださったことがとてもうれしかったです。導入時期が年末だったこともあり、ふるさと納税への関心が高まっていたように感じます。
利用件数はまだ少しずつではありますが、とくに九州圏内を旅行中のお客さまに『ふるさとズ』を通じてお買い物を楽しんでいただいている印象です。施設内やテーブル、物販コーナーの各所に『ふるさとズ』のポップを設置していることもあり、徐々に認知が広がってきていると実感しています。

こうした取り組みを続けることで、さらに多くのお客さまにサービスを活用いただけるのではないかと期待しています。

オープニングセレモニー オープニングセレモニー


Q.今後の運用改善指針や目標を教えてください。

 運用面では、お客さまから寄せられるご質問や不明点に対応できるよう、スタッフ向けのFAQ を整備し、よりわかりやすく使いやすいようなご案内を目指したいと考えています。
また、SAの特性を活かして、地元の事業者さまとさらに連携を深めていきたいと思っています。
具体的には、新しい商品開発や、ふるさと納税を活用した販売戦略を共に模索することで、地域の魅力をより効果的に発信していければと考えています。

記事作成日:2025年02月27日

最終更新日:

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